ドールハウス・ツインズ
【Art.10.5:♢新キャラはゼロ♢】
悪魔や堕天使は歳を取らない為
のんびりと願いを叶え続けていた
今までお贈りしていた願いは
ザッと40年前位です…
この話は、
…1996年…の二人の仕事です
「姉様…白い物が降ってます…」
「ほんとだ…何かしら?」
季節は冬…雪が降っていました
「あの…助けてください!」
「ん?あら?」
訪ねてきた人は
両手に男の子を抱えていた
「この子を助けてください!!」
「私達は医者じゃないわ…」
「姉様…」
「願いを…叶えてください!!」
「「お代が払えるなら…」」
「お願いします!」
二人はいつものように願いを叶えた
だけど、願いを依頼した男の子の母は
死んでしまった
「仕方ない…
この子からお代を頂きましょう…」
まだ6歳の子どもから
片方の目をお代として貰った