ドールハウス・ツインズ
二日目
「日向ちゃんおはよう!」
「日向ちゃんおっはー!」
「日向ー!」
教室に日向ちゃんと入ると
日向ちゃんおはようコールが炸裂していた
「皆さんごきげんよう…って…ちょっと!」
大柳さんが入ってきた瞬間
皆、日向ちゃんの席へと集まった
「由美ちゃん、由美ちゃん!」
「なになに?」
「見て大柳さんの顔…!!」
クラスの子達が皆クスクス笑っていたのを見て私も笑ってしまった
「なんか、日向ちゃんが来てから
人気下がったよねー大柳さん」
「…っ!!」
大柳さんはキッとこっちを睨むと
机を叩いた
「お父様に言いつけてやるんだから!」
「おーおー好きにしろー」
クラスの男子が消しゴムを投げつけた
私は少しだけ、(いい気味)と思ってしまった
「ふふっ…」
「?」
日向ちゃんが一瞬不気味に笑った気がしたけれど、可愛い日向ちゃんに限って
あり得ないだろうと、私は自分に言いつけた
「日向ちゃんおはよう!」
「日向ちゃんおっはー!」
「日向ー!」
教室に日向ちゃんと入ると
日向ちゃんおはようコールが炸裂していた
「皆さんごきげんよう…って…ちょっと!」
大柳さんが入ってきた瞬間
皆、日向ちゃんの席へと集まった
「由美ちゃん、由美ちゃん!」
「なになに?」
「見て大柳さんの顔…!!」
クラスの子達が皆クスクス笑っていたのを見て私も笑ってしまった
「なんか、日向ちゃんが来てから
人気下がったよねー大柳さん」
「…っ!!」
大柳さんはキッとこっちを睨むと
机を叩いた
「お父様に言いつけてやるんだから!」
「おーおー好きにしろー」
クラスの男子が消しゴムを投げつけた
私は少しだけ、(いい気味)と思ってしまった
「ふふっ…」
「?」
日向ちゃんが一瞬不気味に笑った気がしたけれど、可愛い日向ちゃんに限って
あり得ないだろうと、私は自分に言いつけた