ドールハウス・ツインズ
「レイティアが貴方のお姉様よ?」
「えっ…?」
「あの後燃やしちゃったでしょ?
ねぇ、図星でしょ!!」
「英国貴婦人…勿体無い…」
なんの話をしているのだろうか
私の頭の中にはその考えと、別の考えが
混じっていた【私、死ぬの?】
「さて、本題に入りましょう…」
「当館は優しいので割り勘も出来ますよ」
「何が優しいだ!!人殺し!」
「貴方…煩い…」
針縫ちゃんが指をパチンと鳴らすと
夕間はどさっと倒れた
そして目を見開いたまま息が止まった
そこで気づいた
【殺される…】
体で払うってそういうことだったんだ
私はお手伝いって聞いてたのにな…

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