ドールハウス・ツインズ
「高校なんて屁でもないだって!」
なんだそれ?上から目線か?
俺は、1年生から高校の事を考えて
勉強してきたのに…なんで…

「テストで100点を取りたい?」
「はぁ?そりゃ取りたいさ」
「叶えてあげるよ…」
「遠慮しとく、一人にしてくれ」
「叶えてあげるってば!!!!」

パリンっ!!

窓ガラスが割れて、同級生の腕を掠めた
「おい!大丈夫か!」
「へ…平気…」
同級生は、腕を抑えて保健室に向かった
「石が投げられたんだ…ほら」
「あっあれ犯人じゃね!?」
俺が下をみるとそこには何もいなかった
「あれ?確かにいま…」
どこにも犯人の姿は見当たらない
「可笑しいな〜」
「屋上行ってくる…」

バタンっ…

「何だったんだろうな…」
俺が同級生に話しかけると
同級生は黙って席についた

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