ドールハウス・ツインズ
俺は、日陰を怒らせてしまったのだろうか…
「多分、上だよな」
今回はすんなり、屋上にたどり着けた
屋上の側まで寄ると、話し声が聞こえてきた
耳を傾けると、俺は息を飲む
「うまくいかない…イライラする!!」
どさっと音がしてそーっと扉を開くと
「あああ!吸っても吸ってもイライラする!!!!」
あれは、ガラスが当たった同級生
何してるんだろう
するとー

ばきぼきっぼきぼきっ
骨の砕ける音と
ミシミシっ…肉が避ける音…
「悪魔…?」
しまった!!声を出してしまった!
「そこにいるのは慎太郎?」
どくんどくんと胸をうつ
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