ドールハウス・ツインズ
人間がバラバラになって運ばれてくる
「わぁ美味しそう」
「いっぱい食べてね」
「うん!!!」
ミレーが豪快に食べて行く
その光景を、三人は微笑みながら見ていた
「さて、客が来たわ、ここにいてね」
「はーい!」
鋏殺が見てるよと言って
針縫が接客をしに客のところに向かった
「いらっしゃいませ」
「僕達も帰るよ」
「えっ?でもミレーはまだ…」
振り返るとミレーの姿はなかった
「じゃあね!針縫に宜しくね」
そして闇の中にトリーも消えた

「姉様…帰っちゃった」
「そう…残念、でもいい情報よ」
「え?」
「本の中に入りたいんだって依頼があったの」
「じゃあ!」
「うん、ドール・ブックができる…」
「わーい!」
「預かった本に細工して
恐怖でいっぱいのワンダーランドにしなくちゃ」

二人は、本に細工をして
笑った
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