ドールハウス・ツインズ
【Art.4 :♢ワンダーランド♢】
漫画の中に入りたい
本の中に入りたいなんて
思ったことありませんか?
今回はそう思って、人形館に踏み入れてしまった
少女の話ー
【♢ワンダーランド♢】
現実世界にアニメのようにキラキラした
光が当たる男の子なんて居ない
「はぁ…」
「蛍ちゃん!どうしたの?」
「日向ちゃん…」
この間、転入してきた
人形 日向ちゃんは私の親友
キラキラしてる光が当たってる
すんごくかわいい子。
「この間、人形館に行ったんだけど」
「うん!」
「お気に入りの本、返してくれなくて…」
「ああ!それなら…」
ごそごそと、机をあさる日向ちゃん
「はい!頼まれてたの忘れてた!」
それは、人形館で針縫と名乗る女の子に渡した本
「『不思議の国のアリス』面白いよね〜」
「わかる!?すごくいいよね!」
「うん!特に…ハートの女王が!」
「えっ…脇役じゃん、日向ちゃんはアリスにそっくり!」
性格も見た目も、パーフェクトだから
私は日向ちゃんに笑いかけた
本の中に入りたいなんて
思ったことありませんか?
今回はそう思って、人形館に踏み入れてしまった
少女の話ー
【♢ワンダーランド♢】
現実世界にアニメのようにキラキラした
光が当たる男の子なんて居ない
「はぁ…」
「蛍ちゃん!どうしたの?」
「日向ちゃん…」
この間、転入してきた
人形 日向ちゃんは私の親友
キラキラしてる光が当たってる
すんごくかわいい子。
「この間、人形館に行ったんだけど」
「うん!」
「お気に入りの本、返してくれなくて…」
「ああ!それなら…」
ごそごそと、机をあさる日向ちゃん
「はい!頼まれてたの忘れてた!」
それは、人形館で針縫と名乗る女の子に渡した本
「『不思議の国のアリス』面白いよね〜」
「わかる!?すごくいいよね!」
「うん!特に…ハートの女王が!」
「えっ…脇役じゃん、日向ちゃんはアリスにそっくり!」
性格も見た目も、パーフェクトだから
私は日向ちゃんに笑いかけた