ドールハウス・ツインズ
「あー楽しかった!」
「おかえり!紅茶入ったよ!」
「ありがとう!うさぎ役楽しかったよ!」
「良かったね!」
「ドール・ブック…1冊目…」
「溜まるといいね…もっと」
「本開くたび、蛍ちゃんは、永遠に
悪夢を見続ける…素敵!」

そう言ってぱらっと開くと
蛍の声が聞こえてくる気がした
「助けて、死にたくない…」
二人は覗いて、本を閉じた

「確かにお代を頂きました!」
「「またのご来店お待ちしております」」
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