ドールハウス・ツインズ
次の日…
私は気がついたら家で寝てた
顔を洗おうと洗面所へ向かう
「ん?えええ!なにこれ」
鏡に写っている私が
私じゃない全くの別人だった
だけど、理解した
痩せた私の姿だと

なによ…痩せたら私って可愛くなるのね
もっと痩せたい
もっともっと…!!!


「その願いも叶えてあげる」
「え?貴女!どこから!」
「痩せたいんでしょ?叶えてあげるよ」
「でも、高くなるんじゃ」
「もう、お代はいいよ
無料でいいわ」
「なら!お願い!」

欲張りすぎたかな?
でも、ギャフンと言わせるんだ!

「あーあ…残念…まぁいっか」
「え?」
振り返ると、針縫ちゃんはいなかった…
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