ドールハウス・ツインズ
「なんならサービス
思い出させてあげましょう
貴方がした約束を…」
『莉乃はね、
将来幸也のお嫁さんになるの!』
『僕はね、将来莉乃を幸せにするの』
『約束だよ!ずーっと幸せにしてね』
『約束する!』
「ベタな約束、記憶を覗いてもこれ?」
「あっ…あっ…」
俺は声にならない声をだす
「約束したんでしょ?
守らなきゃダメよ…?
約束の歌、歌ってあげましょうか?」
「いい!いいいい!」
針縫がそっと近づいて微笑むと
俺はビクッと肩を震わせた
「指切り拳方、嘘ついたら針千本飲ーます、指切った…知ってる?」
「指切りは指をきる…
拳方は指を絡ませる…
針千本飲ますはわかるよね?」
鋏殺が笑う頃には
俺はもう半分死んでいた
思い出させてあげましょう
貴方がした約束を…」
『莉乃はね、
将来幸也のお嫁さんになるの!』
『僕はね、将来莉乃を幸せにするの』
『約束だよ!ずーっと幸せにしてね』
『約束する!』
「ベタな約束、記憶を覗いてもこれ?」
「あっ…あっ…」
俺は声にならない声をだす
「約束したんでしょ?
守らなきゃダメよ…?
約束の歌、歌ってあげましょうか?」
「いい!いいいい!」
針縫がそっと近づいて微笑むと
俺はビクッと肩を震わせた
「指切り拳方、嘘ついたら針千本飲ーます、指切った…知ってる?」
「指切りは指をきる…
拳方は指を絡ませる…
針千本飲ますはわかるよね?」
鋏殺が笑う頃には
俺はもう半分死んでいた