モード男

友達

「ねぇ、秋ちゃん。部活何にする?」





んー。と困り気味の秋ちゃん。





「水泳ってないよね?」





うん、ないよ。っと冷たく言い放つ私。





「じゃあ、テニスにしよっかな?」





「じゃ、うちも。」






でも、私は迷った。






友達の「加奈(かな)」とバレー部入ろうって約束してたんだ。





でも、私はなぜかバレー部に入る気がしなかった。




「ねぇ、沙羅亜ちゃん。」






私の名前を呼んだのは、私の前の出席番号の「谷山 清(たにやま きよ)」だった。




「何部に入る??」





「テニスかな?」





っと普通に答えた。




「私、バレー部入るんだ。よろしくね。沙羅亜ちゃん。なんて呼べばいい?」






「沙羅でいいよ。」


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