スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
影が薄いキミ
どんなに願ったって、明日というものは来るもので。
「はーい!副委員長は紅月(アカツキ)な。」
「んー、よろしくねぇ((ニコッ 副委員長とか務まるかわかんないけど(笑)」
『コソコソッ』
「ホント、紅月 スバルくんってかっこいいよねぇ/////」
「うんうん!何たって、日本とフランスのハーフだもんねぇ/////」
ふ~ん、だからか。
さっきから女の子たちが、目をハートにしながら教卓のところに立つ男の子を見つめている。
その男の子は不幸な事に学級副委員長になってしまった、紅月 スバルくん。
彼はモテるらしい。
確かに顔整ってるもんなぁ...
鼻筋は綺麗に通ってて、目は透き通ったスカイブルーで二重。それに長いまつげ。
髪は少し長めで綺麗な金色。毛先は結構遊んでる。肌は透き通りそうなほど白い。
背もすらっと高く、足も長くて...まさにモデル並みのプロポーション。
…でも、私的にはどーだっていい!
妬ましいだけだしっ!!
なんて神様は不公平なんですかっ!?
私は凡人以下なのに、彼はいいものをすべて持っている。。
あぁ!ひどいっ!!!神様ってヒイキするんだっ!?最低だっ!!!←