スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
こじれていく関係
夏休みが終わり、秋を迎えていた。
涼しい風が吹き、勉強やスポーツ、読書をするには適した季節になってきた。
平穏な日々が続いている。
しかし、事件は突然やってくる。
「告白されました。」
「ブハッ」
思わず飲んでいたジンジャエールを吹き出した。
だって、告白されたって...
告白ってあの『好きです』とかの、告白だよねっ?!
私たちは今、昼ごはんを食べている。
最近私たちは一緒にお昼ごはんを食べるようになった。
「誰に?」
「B組の佐藤さんです。」
あぁ、あのかわいいって言われてる子だ。
実際かわいいけど。
「なんて返事したの?」
「気持ちは嬉しいです。...」
「あーっ!!!それ以上言わないでー」
あぁ、かわいいからOKしちゃったんだよねっ!?
私みたいに可愛げのないヤツよりその子の方がいいよねっ!?