スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】










 さすがに危険な状態になってきたので、彩人くんの胸あたりを強く押した。





「プハッ………はぁ…はぁ…」





 やっと、離してくれた…!!



 死ぬかと思ったよ!










「息止めてたんですか?」


「うん。」


「ふふっ…鼻で息すればいいのにっ…!!」










 そうなのっ!?



 そんなの考えつかなかったよ………





 大体、初めてだったしっ/////





 なんか、悔しいな。





 肩で息する私に対し、余裕な顔して笑っている彩人くん。



 やっぱり、私は男の子のパワーなめてました………










 高鳴る心臓の音を聞きながら、秋空の下、甘い時間を味わった。










 お父さん、今日私は大人のキスを学びました。





 でも、私にはまだまだ早いようです。




















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