スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
話はとんとん拍子で決まっていく。
『もうどうだっていいや』とかなり投げ出し状態の私。
一応、これでも生徒会長。
ちゃんとしないといけないのは重々承知。
でも、やる気が起こらないのも重々承知。
ボーッとしていると、今まで黙って座っていたハヤTが口を開いた。
「アリスは不思議の国のアリスな!決定!」
はぃっ!?
「あぁ!それいいですねっ!!」
納得するな、委員長っ!!
「いやです!いくら名前にアリスが入ってるからといって、それは偏見です!」
「いや、もう決めたから。ついでに、橘はあの時計をもった白いウサギの格好。紅月はホストみたいなの。」
「えぇ~?!やだよぉ、先生~!」
「拒否権なしっ!」
どうやらだらけていたから決められたらしい。
にしても、なんでアリスっ?!
あんな可愛いアリスみたいにはなれませんが…?