スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
「なんですか?そんなに可愛らしいお顔で見つめて。もしかして…」
「なっ、なんでもないよ!だからっ、そういう顔はやめてっ?」
かなりなニヤニヤフェイスの彩人くん。
不覚にもドキドキしちゃうからっ/////
「あぁ、さすがはロールキャベツ男子ね。小夜をいい具合にドキドキさせちゃって!いや~!いい組み合わせよね~♪」
ちーちゃんはこの状況をどうにかしてくれるわけでもなく、感心してしまっている。
この薄情者めがっ!!
私は彩人くんがニヤッとする度に、身の危険を感じているのにっ!
「小夜さん、帰り道楽しみにしていてください。」
「っ…!?」
なぜか嫌な予感しかしないのですが…?
「愛されてんな!うらやましいぞぉ?」
「うるさいっ/////」
相変わらず騒がしい図書室。
女子トークや本の話で花が咲く図書室。
いつだって騒がしいけど、あたたかいもので溢れている。