スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
「…あの、ボクが図書係になったもう一人です。」
「「「「「えーーーーーっ!?!?」」」」」
クラスメートの叫び声が教室内に響き渡った。
そして先生が遠慮がちに橘くんに訊いた。
「えーっと、そのオマエは...?」
「橘くんですよ、先生。」
「あ、そうか。頼んだぞ、橘!」
「はい。」
本当にあまり喋らない人だなぁ…。
「橘くん、よろしくね!((ニコッ」
表面上はニコニコしてるけど、内心、心臓バクバクだよ!
さっきからうっすら気配は感じていたけど、、、橘くんだったなんて。。
…にしても、橘くんも不幸だねぇ。。
不細工な私と隣の席になって、不細工な私と図書係にもなって...。
……かわいそうに。。
こうして、HRは終わった。