スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
「そうかぁ………幼い頃のこと思い出したの。」
「うん。」
「怖かったでしょう?」
「う~ん…最初はね。でも、彩人くんと一緒だったから怖くなくなったよ。」
「彩人くん恐るべしね!」
「うん!」
最初は本当に怖いだけだった。
でも彩人くんの優しさや愛情の深さを知っていくうちに、怖いなんて気持ちはなくなった。
むしろ、あったかくて優しい思い出だって思えるようになった。
「さーちゃんは本当に彩人くんのことが大好きなのね。嬉しいわ!」
「彩人くんのこと大切なの。」
「ふふっ…それは態度に示さなきゃね!受け身ばっかりじゃダメよっ!!」
「なっ!?/////」
お母さんまた心の中読んだなぁ!?
「読まないでってばぁ!!!」
「大人のキスしかしてないのかぁ?これじゃあ、まだまだ孫は期待できないなぁ?」
「やめて~~~っ!!!!!」
この日、私は生まれてこのかた一番恥ずかしいおもいをしました………