スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
時が経つのも早く、もう文化祭当日を迎えていました。
準備は本当に一苦労だった。
私以外は!
だって、私は一応魔術師ですからぁ?
コスプレの改造なんてお手の物です!
ちなみに、彩人くんのコスプレも私が手を加えた。
彩人くんには少し大きかったし、派手すぎだったから、そこら辺に手を加えた。
「そろそろ諦めて出てきてっ、有栖川さん!」
「無理~っ!なんで勝手に手を加えてるの~っ!?」
「なんでって…みんな、ねぇ?」
「「「「「可愛くしようと思って♪」」」」」
余計なお世話だっ!
スカート丈が着てみたらすっごく短くなっていた。
私は着替え場という名の簡素な段ボールルームの中に閉じこもっていた。
みんなが着替え終わってから、私は着替えたので私しか着替えていないひとはいない。