スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
図書係
あっという間に昼休みになった。
イライラしながら図書室に向かっていた。
『“ちーちゃん”にきけば分かるから♪』ってあまりにも適当すぎるでしょっ!?大体...
心の中で文句を言っていると、図書室に着いた。
…さてと。
ゆっくりとドアを開けた。
「失礼します。」
「んー?あぁ、新しい図書係さんたちね!どうぞ。」
中に、綺麗な20代半ばの女性がいた。
図書アドバイザーの先生だろうけど。
…ん?“たち”ってことは...
「橘くん!」
「はい、橘です。」
後ろを振り返ると、橘くんがキョトンとした顔でこちらを見つめていた。
もうちょっと存在感がほしいな。。
そう思いつつ、別のことも考えていた...