スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
いつもの状況反射で目を瞑った。
でも、私の予想とは大幅にずれていて、額と額が触れた。
「熱が上がってきてるので寝てください。」
「へっ…?」
ネツ…?
ねつ…?
熱…!?
あぁ、熱かっ…!
てっきり、………
「あ、その顔もしかしてキスさ…」
「ちっ、違うもんっ/////」
いや、違うと言えば違わないけど………
ちょっと、ちょ~~~っとはそんなこと考えてなくもなかったし……?
「はぁ………」
呆れた様子でため息をつく彩人くん。
「な、何?」
「さっきはあんなに素直だったのに………やっぱり、もっと熱を上げないとダメなんでしょうか…ね?」
「え゙っ…」
なんだか企んでいる様子でこちらを見る彩人くん。
なんだか危ない気がする………
いや、確実に危ないっ……!!