スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
ゆっくりと赤いヴァージンロードを歩き、扉の方へ向かった。
扉のところに着くと、扉がゆっくりと開け放たれた。
「小夜結婚おめでとうっ!」
「小夜ちゃん幸せにね!」
「女王様綺麗だよ~っ!」
扉の向こうにはたくさんの私たちの恩人がいた。
涙がグッと込み上げてくるのを感じた。
「みんな~ありがと~っ!」
隣には私の愛するひと。
幸せな笑顔をしてを見てくれている。
「結婚してくれて、ありがとうございます。」
「私こそあ゙りがど~っ!」
嬉しくて嬉しくて涙が溢れる。
こんなにみんなに祝福される私は幸福者(シアワセモノ)だと思う。
「泣かないでくださいよ~…せっかくの式が台無しですよ?」
「でも~…グスンッ」
「仕方ないですね…」
「キャッ!?」
「これで泣かないでくださいね。」
姫抱っこをされた。
「アツいなぁ~!オレもちーを姫抱っこしようっと!!!」
「えっ、ちょっ、何してんの!?」
なんだかんだ言って嬉しそうな顔をしてるちーちゃん。
「ふふっ…幸せそう♪」
「そうですね。僕らもいつまでも幸せでいましょうね。」
「そうだね!」