スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
紅月の声がいつもより随分ハッキリしていて、強かった。
「はぁっ?!何言っちゃってんの?冗談キツいから!大体、俺って…」
「本気だから。本当のキャラもこっちだし。」
はぁ…?猫被ってたってことですか?
「勝手にすれば?私、絶対にオチないから。精々頑張れば?」
「うん、精々頑張るから。覚悟してね♪」
「はいはい。こっち終わったから、そっちが終わったらまとめて先生に渡しといて。」
「わかった。」
そうして私はクラスをあとにして、図書室に向かった。