スウィートマジックタイムは終わらないっ!?【完結】
心臓が壊れちゃうっ!?
私たちは昨日、最大なミスをおかしました。
昼休みといえば…?
・・・そう、“図書係”です。
あのあと、放送で呼び出され、こってり近間先生に怒られました。
でも、ちゃんと説明したら許してくれたけどね!
でも、今は違うことでイライラしてるみたいです。
「紅月 スバル~!!!待ちなさ~い!!!」
「いやですよぉっ!!!」
「あんたは図書室には出入り禁止なの!!!」
「え~!?なんで~っ?!」
「私のアリスちゃんに手を出したからに決まってるでしょっ!?」
そう。
どうやら、それが気に入らないらしい。
今は、昼休みでここは図書室。
だから、できるだけ
・・・静かにしてほしい。。
そんな私の気も知らず、暴れまわる二人。
「待てー!」
「やだぁ♪」
~っ!!!
ムカつくッ!
そろそろプチッてなりそうだよッ?!
「そろそろ、二人ともやめた方がいいですよ!小夜さんがキレてます。」
「「え?・・・ヒィッ!!」」
こちらを振り返った二人が悲鳴を漏らした。
うん、自分でもわかるよ★
どんだけ怒りオーラが出てるのか。
・・・でもすごいね!
彩人くん、すぐ気づいたよ…?
・・・エスパー?(笑)
「アリスちゃん、抑えて抑えてっ?!ねっ?!」
「うんっ!?落ち着いてっ?!」
「・・・だったら、静かにしてください!」
「「・・・はい…」」
全くっ!
・・・あ!紅月くんに言わないといけないことがあるんだった!
幸い、今私たち以外いないし。
絶好のチャンスッ!!