指先で紡ぐ月影歌
後書き
あとがき。
皆さん、改めまして。
初めましての方もそうでない方もjekyllと申します。
そして何より最後まで読んでいただきありがとうございました。
恋愛なしの歴史物。
正直どれだけ受け入れられるのか自信はありません。
やっぱり野いちごさんといえば恋愛ものですからね。
でも、どうしても土方さんのことを書きたかった。恋愛抜きで。
恋愛小説としての土方さんも好きだけれど、一人の人として敬愛しているからこそ、恋愛要素は抜きたかった。
恋愛してる土方さんも好きだけど
副長としての侍としての彼だけを書きたかった。
結果、月影歌は生まれました。
話の中でみんなが口を揃えて土方さんは優しすぎると言っています。
ですが、必ずしも私はそうであったとは思いません。
確かに彼は優しかったと思う。
でもそんな彼の一番は彼自信が竹にかけた"願"だったと思っています。
だから私は作中で皆が言うほどいい人だったとは言いません。
ただ一つ言えるのは、私は彼が悪い人でも好きだということです。
だから、書こうと決めました。
いろいろ賛否両論あると思いますが、こういう見方もあると楽しんでいただければと思います。
少しだけ、なぜこの三人を選んだのか
書き残しておきたいと思います。