【ゲーム】チョコレイト・ディ☆
プロローグ
バレンタイン前日の、午後11時。
「よし、これで全部…ってうわぁ!?」
一人でキッチンに立ち、明日のためにひたすらチョコを作り続けていた私は、ふと顔を上げて驚いた。
何故なら――…
「ど、どうしよう…!?」
ふと気付けば、少し大きめのダイニングテーブルの上に、私の作ったチョコの数々が所狭しと並んでいたから。