10年後も…〜song for you〜

「恥ずかしいから、あんまり見ないでよね。健、冷めないうちに食べて」

「おう。じゃあ、いただきます」

「どうぞ」


絵里はにっこり微笑んだ。









絵里の料理はどれも美味しい。



しばらく、無言が続いた。


その無言に耐えれなくなったのは、絵里の方だった。



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