10年後も…〜song for you〜
俺は、この一週間で何度泣いたか分からない。
今も涙が流れて止まらない。
日が経つにつれ、後悔の気持ち増すばかり。
お前の目の前で倒れたのは、真実を隠し続けた俺への罰だったんだ…。
あの日、やっとの思いで気持ちを伝えたのに…
お前の気持ちも聞くことが出来たのに…
真琴…
もう俺が嫌いか?
こんな俺を見損なったのか?
けど、俺は…
お前に逢いたい。
真琴の笑顔が見たいんだ。
いつ止まるか分からない俺の心臓。
お前が俺のことを嫌いでも、俺はお前が好きだ…
お前に逢いてぇよ…
真琴…。
俺の心臓がドクドクと高まって、苦しくなり、気付けば看護師さんが慌てて駆け込んでいた。
心臓を抑えながらもがいても、頭の中は真琴のことばかりだった。