イケメン女子の学園生活1【完】
腰に飛び付いてきたのは言わずとも哲
オレの腰砕く気か!
『イテェ…お前良い度胸だな?』
「え、ごめーん☆殺気出しちゃ駄目だぞー」
『…』
適当に謝り腰から離れて
殺気の事に注意され
オレはお腹がすいたためにかなりイライラしている事に気づく
「朔月、お腹すいたのか?俺パンいっぱい買ったから一緒に食べようぜ♪」
『……』
パン…
いや、好き嫌い言ってられないな今のお腹の様子だと(泣)
「食べない?」
『…食べる』
「クスッ、朔月可愛いな!」
『………あ?』
「ご、ごめんなさい」
おっと、いけねー
殺気出しちゃだめだろ
まぁ哲がちゃんと謝ったからいいや
「どこで食べる?」
『女達…いや、人が居ないところ』
「学校にあるかなそんな所(笑)」
『……じゃあ少ない所』
「アハハ、まぁ気持ちは分かるから俺も居ないところが良いけど」
『お前も何かジロジロ見られんの?』
「あーうん、俺は朔月よりはかなり少ないけどなー…モテる人は辛いってか?」