イケメン女子の学園生活1【完】

〜泪 side〜
初めまして泪でぇーすん

ふぁ〜……


うわぁっ!?

暖かいと思ったらさっくんじゃないかぁ!



僕、さっくんを抱いたまま寝てたんだぁー…


それにしても疲れた3日間だったなー













「テストぉ?やだ!!」

「やだじゃーないだろ?テストはあんだよーはぁ…」



尚輝がゲンナリしてたから声をかけたらテストが明日あるって聞いた


うへぇ〜


無理だぁ〜〜〜〜




………ま、いっかぁ☆



どーせ、できないしぃ♪


おやすみ





で、テスト当日〜

始め!の合図で僕はテストを見る


なんじゃこりゃ?



見たことない言葉や数式が並んでいる



ムリ



僕は最初の2、3問を解いて寝た



ぐぅ……




テストが返却されて僕は絶叫した


「全教科で100点だぁ〜〜〜〜♪」


うへへー

と笑えばさっくんから冷たい視線が…


『泪、それ全教科赤点だよな?』

「う?そうなのぉ?」

『あぁ。で、赤点の教科は追試があるぞ?』

「ゲッ…う、受けないもんっ」



僕が逃げようとクルリと向きをかえたらガッと腕を掴まれビクーって


『………追試に合格しなければ、夏休みに補習が待ってる、ぞ?』




うそーん!

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!


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