イケメン女子の学園生活1【完】
「行くのやめたら?黒崎君あんまり行きたくないでしょ?」
『……慎二!』
「!?」
オレは慎二の肩をガッと掴んだ
ビクッとした慎二に必死にお願いする
『黒崎君やめろ!アイツと被る……』
ゲンナリしたオレに慎二は何だ…って顔をしたがすぐにニッコリ笑って
「じゃあ、朔月君って呼ぶね」
『うん』
うん
違和感なしだよ
「…で、テメェは行くのか?」
『行かない訳にはいんだろー?約束しちゃったし』
「無視すれば良い」
「でも、なんの用か分からないうちは行った方が良いんじゃないか?」
「哲の言うとおりだねー俺も行った方が良いと思う!」
『うん、行くのは行くけどさー関わりたくないんだよなぁ…なんか怪しいし』
フム…と皆で考える
「…生徒会ってあんまり良い噂聞かないよね?」
「そぉーだねぇ、権力使って怪しい事してるよねぇ?」
『そうなの?』
「らしいよぉー?だからさっくんを関わらしたくないんだけどなぁ」
『……』
「ま、取り敢えず行ってこいよ。んで、俺らに話せよ?」
『了解。あ、翔何気にオレのおかず取んな!』
会議に無参加中だった翔がオレの弁当のおかずをパクリ
そんなこんなで会議終了
大した事話してないけど
やっぱり生徒会は怪しい危険って事
うーん
面倒だ…