イケメン女子の学園生活1【完】

「まぁ、考えるといい。時間はたっぷりあるからね」

『……考えてもオレの考えは変わりません』

「ハハハ!また話を聞きに伺うよ」




くっそー

軽く舐められてる……




それからオレはお辞儀をして生徒会室を後にした


白木先輩は可愛くて良いんだけど相模先輩がなぁ〜
残念なイケメンだよなー



生徒会ねー…


面倒な事は嫌

目立つ事も嫌

なんだけどなー


んー

とりま、哲に相談かな?




『哲!話終わった』

「わっ!朔月か、ビックリしたー」


席について本を読んでた
哲の肩をガシッってやった


「で、話しは何だった?」

『それがな?生徒会に入りませんか?って』

「え、えぇぇ〜〜〜!?勧誘されたのか!?」



わーお、そんなに驚くなよ
オレもかなり動揺したけどね


『意味わかんないよな。オレ断ったのに考えといてってかえされたし』

「うぇ〜…朔月やっぱり目をつけられたかぁ…」

『やっぱり?』

「朔月の容姿といい成績といい目立つんだよー…」

『うーん、それは仕方がない。ま、また聞かれても断るよ』

「そうだね…生徒会の事調べたいしな!」

『そうなんだよ!』





で、今日一日終了


皆ならどう思う?

入りたい?入りたくない?


……いや、愚問か

生徒会の事何も分からないのに聞いてもなぁ

ふむ、


取り敢えず放棄しようかな体育祭近いし…うん





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