イケメン女子の学園生活1【完】
「あっれー?誰かいる〜??」
そう言ってチビがチラリとコチラをみた
チビっていうか可愛いな
黄色の髪にくるくると柔らかカーブ
天然の癖ッ毛か?
瞳はブラウンで睫毛が長い 長すぎで目でかいな
身長は150くらい
「あ?……テメェは!!」
もう突進してきた男一名
その名はー
カバ男くん!
ガッとオレの胸ぐらを掴み持ち上げてきた
「わっ!朔月大丈夫!?いきなり、なんですか?!」
哲がアワアワとオレとカバ男を見比べる
「あ゛〜?コイツ朝喧嘩売ってきたんだよ!」
哲の問いに素直に答える
馬鹿かコイツは
いや、カバ男か
パシッ
オレはカバ男の手を掴みとり投げ捨てた
「なっ…!?」
かなり力が入っていたから外されると思ってなかったのかカバ男がたじろいだ
『オレに触んな』
「………あぁ!?」
またキレ出したカバ男
「プッ!アハハハハハ!!」
「ギャハハハハハ!」
可愛い笑い声と下品な笑い声が響いた
カバ男が笑い声のする方を睨んだのでオレも見る