イケメン女子の学園生活1【完】

『チッ、じゃねーよ!離れた離れた!』


グイッと力強く離され相変わらず強いな、と少し落ち込む

が、俺も気になる


何でも喜べそうだ

“大切な人”

“好きな人”


そんなんが、良いなと思う俺は図々しいだろうか




『あっ、借り物のお題はねー…』


カサリと紙をポッケから出しながら朔月は口を開いた








『……お題は、




“俺様”

です』



じゃーん、と広げられた紙には確かに俺様、と書かれていて…


俺の身体はピキリと固まったのは言うまでもない






おい、笑うな司会












〜光樹 side end〜


< 148 / 294 >

この作品をシェア

pagetop