イケメン女子の学園生活1【完】

「「「「キャーァアァァァァァ〜〜!!!」」」」


もの凄い歓声が上がる


そでから相模先輩が出てきたのに気づき一歩下がる



「お疲れ様でした。流石黒崎君でしたね!大和君もとても力強い戦いでした!…さて、では投票を行います。黒崎君が良かった、という人は右の青の旗の方へ。大和君が良かったという人は左の赤の旗の方へ移動してください」



ステージのスミとスミにある旗をチラリと見た



なーるほど、投票ってこーいうことね…

簡単で良いね




ゾロゾロ移動しだす生徒を眺めずオレは大和先輩の所へ


『…大和先輩、起きてるんでしょ?』

まだ、寝転がって延びてるフリをしている大和先輩にしゃがみながら声をかける



「………俺は馬鹿だな」


悔しげに眉を下げながらふと口を開いた


「…自分を奢りすぎていたんだ。いい気味だよ。あたって悪かったな、黒崎」


片手で自分の目元を隠しながら話す大和先輩の声が微かに揺れていた


大和先輩は強いと思う
基本の動きとかキレとかスゲー良いし

だけど、大和先輩は自分に自信が無さすぎだ


奢っていた、と先輩は言ったが
その発言がすぐ出る人が本当に奢っていたとは思ない


とゆうか、普通に先輩は真っ直ぐだったし


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