イケメン女子の学園生活1【完】

「……っ、しつこい。おらっ!」


いつまでもグリグリと骨が軋むまでやってたら殴られた

鎖骨も同時に殴るってか押し付けてくるから両方痛い


つ、と口から血が垂れた



「はは、綺麗な顔は血が合うね。もっと見ていい?」


口が切れただけだし

そんな少量の血に綺麗って…


なんか、変態くさいな風太先輩
そんで見せる訳ねぇじゃん?



『…そろそろ離してくんね?』

「なに言ってんだよ。離すわけないし」

『あっそ。じゃ、鼻折れても知らないから』

「は?………」








―――――…ガツンッ!!






「――ったぁぁぁ!!」



ガツンとかましたのはオレの頭突き

石頭には自信ありだボケ




鼻血を撒き散らしながら床に転がりのたうち回る風太先輩を見下ろす


あー、鎖骨超いてーし




「テメェ!覚えとけよ!くそ」

『…あ?生意気はお前の方だろ。何が猫だ。ただの猫かぶりだろ?次、オレに手を出してみろ。潰す、ぞ?』

「、っ!」



ガッと風太先輩の髪を掴み上を無理やり向かせ吐き捨てる

殺気もおまけに付けたらやっと黙ったので髪離してやる
そしたら、ゴツンと床に頭をぶつけた



『はっださ。じゃ、おやすみ』



ゴッとな

腹を蹴飛ばし気絶させて強制終了


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