イケメン女子の学園生活1【完】
「おいおい、待てテメェら」
いやいや、お前がまて
オレのカミングアウトに馬鹿にしたような視線投げ掛けやがッて!
「何、コイツの嘘に騙されてんだ?」
はぁー?
とことん馬鹿カバ男だな
……いや、そう思うのは仕方ないか
この容姿じゃ
…納得した顔しちゃ駄目針ネズミ君
馬鹿にした目送っちゃ駄目フラミンゴにリス君
『嘘じゃ、ねぇよ。なんなら脱ぐ…か?』
「あ?」
えー!?
と
ワタワタ騒ぐ哲とフラ…以下略を無視してカバ男に近づく
「………何、言ってん、だ、テメェ」
カミカミですよリーダー(笑)
何てことないサラシに巻かれた胸を見せるだけ
あんまない谷間を見せるだけ(笑)
ゆっくりカバ男に近づく
後ずさりしていくカバ男だがカシャンとフェンスにぶつかり動きを止める
オレはカバ男に跨がり
後ろの奴らには見えないようにする
アワアワしながらもコッチに来ないようなので一安心
「な、何してんだ…」
『え?だから、見してやんだろお馬鹿ちゃんに証拠…を』