イケメン女子の学園生活1【完】
「?」
「あ、光樹さん起きましたか…?」
目をボンヤリ開けた光樹に近づく
「光樹…さん、今9時すぎちゃ…っ、ふぐぅっ!」
ガッと襟を掴まれ変な声が漏れた
抵抗しようと動いた瞬間
「……カハッ、」
腹をドスンと一撃くらっちまいました
何だよコイツらー
って言う記憶を最後に俺は意識を手離したのでした
〜哲side、end〜
あ、おはよう
もう着いたかな…?
黒崎です
どうやら着いたみたい
隣にいる女の子が降りようとアワアワしているのに気づいて起きた
あー
結構田舎なのな
外の景色が綺麗な自然
良いねーのんびりできそう
荷物を手に電車を降りひと伸び
んーっ!
空気がおいしーっ
なんて在り来たりな台詞が頭をかすめたが無かった事に
石田じゃねぇんだから…
と、
あいつら今頃何してんだ?
すっかり忘れていたが今オレ一人じゃん
先に部屋でのんびりさせて貰いますか?
貰います
さて、
行きましょー