イケメン女子の学園生活1【完】

哲を寝かしゆっくり立ち上がるオレ


「くっ、ビビんなお前ら!いくぞっ!」


男達が一斉にオレに殴りかかる













どれぐらい時間がたっただろう
立っているのはオレと尚輝だけに

アイツを庇いながらの喧嘩疲れたぞ!
怪我人は寝とけよ!


倒れている男約70人弱
どこからわいた…



「さ、さっくん…」

『……』



オレはかすり傷一つなかったが…って、尚輝助けた時のアレはあるけど
尚輝はボロボロ
オレが来てからは傷つけてないけどな


哲をそっと抱き上げた
お姫様抱っこね(笑)



「…さっくんごめん、俺、守れなくて……」

『何で尚輝が謝るんだよ?尚輝は頑張ってくれた』

「…でもっ!」



オレが尚輝の頭をポンポンと撫でると尚輝は泣きそうな顔で見てきた


『寒川達呼んだからもうくず来るよ…ありがとな尚輝』

「…っ!」



コクコク頷く尚輝
本当に頑張ってくれたな
立ってるのやっとのクセにオレの側から離れようとしなかった尚輝に苦笑いが漏れた


哲…良い仲間が増えたな



倒れいる男達にイライラして蹴飛ばし踏み潰しながら歩いたら尚輝に笑われた
意識ないコイツらにそんなにしなくても良いんじゃないかってオレでも思うけどムカつくもんは仕方がない



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