イケメン女子の学園生活1【完】
オリエンテーション3日目
おはようございます
朝でございます
今のオレの心境聞きたいですか?
教えてあげます
暑い
重い
キモい
硬い
臭い(笑)
です。はい
勘が良い人はお気づきでしょう、
光樹がくっついております
『……離れろ糞がぁぁぁぁあ!』
ゴチンッ
と、オレの朝の最初の一声と鈍い音でオリエンテーション3日目スタートです
「いってぇなぁ。暴力女が」
『寝ているオレに抱き着いていたお前が悪い。キモい』
頭を擦りながら起きた光樹を一睨み
ゴツい男が添い寝って痛いこと痛いこと
あー身体がギシギシするってんだ馬鹿やろう
「別に良いじゃねぇか。襲わなかっただけ褒めてほしいもんだ」
『…地獄見たいか?』
「……あー、腹へった」
逸らしたなコノヤロウ
やっぱ翔のが良かったと溜め息をし哲の部屋へと向かった
コンコン
「はいはーい!入っていーよ?」
尚輝の元気な声を確認して部屋に入る
光樹は風呂に入るとか言ってたから置いてきた