イケメン女子の学園生活1【完】
身体中が痛い
や、そこまで痛くないけど痛い
ふー…
『尚輝、哲おはよ』
「おっはよ〜」
「ふわぁ〜…はよ」
尚輝は元気に迎えてくれたけどまだベッドに入っていた哲は目を擦りながらの挨拶
『身体の調子はどうだ?今日はやっぱ見学にするか?』
今日の予定はほぼ自由
いや、場所指定はあるけどそこで自由行動
場所は海
このホテルを下るとすぐの海辺で遊ぶ
5時には駅近くの広場に集合し、オリエンテーション修了になる
海集合時間は10時
只今8時ね
先生に大方省いたけど昨日のアレを説明したら、参加は自己判断で良いとのこと
個人的には哲と海で遊びたいが、無理させたくないのが一番の思い
尚輝が一番重傷だよな…
「俺は参加する。尚輝は?」
「もちろん、参加するよ!さっくんと初めての海だし!」
『え…』
二人が迷わず参加すると言ったので驚いていると尚輝がニカッと笑顔を見せてきた
「一緒に遊ぼうねー?」
『え、うん』
怪我大丈夫?とか野暮な事は聞かないようにした
だって大丈夫な分けないし
それより、一緒に楽しもうという尚輝の気持ちが嬉しかったりする
…ま、無理しないようにオレが見てれば大丈夫か