イケメン女子の学園生活1【完】

「ねぇ、さっき大変だったねー?」
「でもぉ、あの凛とした態度ちょーカッコよかったぁ!」


そう言ってケバい顔をした女達が近づいてきた

『どうも』


オレは軽く流し食堂へ…
お腹すいた

「まってー?うちらと一緒にお昼たべなぁい?」
「きゃーいいねぇ!たべよぉ!」

…五月蝿い

お腹すいた時と
朝は(低血圧)
オレ機嫌悪いの

理性飛んだらお前らのせいだぞ

『オレ1人で喰う。てか、そこどいて』


廊下に行くためのドアを塞ぐケバ女をジロリと見る

見上げんな
上目遣いはオレには効かねーよ

作り物がついてるその目じゃな…

「えー、黒崎くんちょークール!」

…あ?

うっせ

『どけって』

今度はギロリと睨んだ

「ヒッ…」
「ごめんー」


少し殺気が出たか
女達はオレから離れた

はぁ…
食堂に行くか



食堂へと足を運ぶ途中オレは色々な奴にジロジロ見られた
女達に限ってはヒソヒソと話をしているし

んだよ、なんかあんなら直接話にこいよ…

「さっつーきー!」

『グハッ』


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