イケメン女子の学園生活1【完】

「ただのマッチョって何だ。筋肉がねぇと強くねーぞ」

『だからー慎二の引き締まった筋肉が良いんだろ?』

と、
慎二の腹をツンツンしたら


「お、俺ちょっと泳いでくる!」


バッと腕を離され足早に海に向かう慎二

朝はまあまあ寒いかな?って思ったが昼になり泳げるくらいの気温だから
東高生は結構泳いでいる



「あ〜あ、耳まで真っ赤にしちゃってぇ〜さっくん慎ちゃん苛めちゃ駄目じゃーん☆」

『え?苛めたか?オレ』

「アハハー無自覚さんってこわぁい♪僕も泳いでくるねぇ?」


泪も海に向かって走り出した
オレはただ首を傾けて眺めていた

んー?何かしたかな?



「クッ、むっつりが…」


光樹が何か言ってるけど無視して後ろの今日一度も声を聞いていない人の方を見る


『うん、やっぱり翔は黒が似合うよな』


翔と光樹と3人きりなので翔に話をふる

尚輝と哲は保健の先生に見てもらいに行っています


「……そうか?ありがと」


うっすら微笑んだ翔を見てオレも笑う
翔と居ると和むー…


あ、皆って言っても4人だけだけど皆の水着を言っとくと

慎二が青の膝たけの水着
ちょっとラインが入ったシンプルなデザイン
泪が黄色い水着。短パンみたいな形でハイビスカス柄
光樹は膝たけのパンツに白に黒い竜が描いてあるやつ
翔は形膝たけ模様なしの真っ黒水着

うん
個性溢れる水着だね
形は皆だいたい同じだなって言ったら尚輝は超短い水着だったらしい
見なくて良かったよ(笑)


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