siNger
「瀧野?」
「「---------ッッ!!?」」
後ろから声が聞こえてきた。
「水野先輩!!??」
「お前何してんの??」
汗をいっぱいかいて、ポカリのペットボトルを片手に水野先輩が近づいてきた。
「部活は?」
「も・・もう終わりです!!」
「ふーん。悠行ってる?」
「え・・・あ・・・はい。」
ウソ。
きてない。
でも・・・
-余計なことしないでくれる?―
これ以上関係が壊れたくない。
「そっか。」
そういって水野先輩はニカって笑った。