siNger

「・・・・瀧野?」

「あ・・・」


水野先輩と目が合った。

「どうした。」

「あ・・・そこにいたら・・・大きな音がしたので。」

「・・・・そっか。」

「大丈夫ですか?」

「あ?あぁ。ありがと。」


水野先輩・・・こんな悲しそうな顔をするんだ。

私はフェンスへ戻っていった。
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