siNger
「それほど、好きってことだよね,水野先輩のこと。」
「・・・くやしいけど・・・そう・・・かも。」

悠の瞳に涙がたまる。

「やだなぁ・・・あと1ヶ月でクリスマスなのに・・・」

クリスマスは水野先輩の誕生日。
悠はその日に告白するつもりだから・・・
その前にもし彼女ができてしまっていたら。。。


「もし・・・できてたら?」
「・・・・・・・。」

悠は黙った。

私だったらって・・・考えてみた。
もし,カケルクンがまだ『ミワ』って人と続いていたら・・・
私はどうしていただろう。


引いていた?

それとも

ぶつかった?
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