siNger

「・・・・カケルくん?」
「!」
「どうかしたの??」
「・・・いや。」













病院に着いた。
時刻は8時過ぎ。
きっと一番乗りだろうな。





さっきから頭が揺れる。
歩いたからかな。
座ってしまいたい。



























―――――――――――ッッ!!!!!












カケルくんの手が私のおでこに触れていた。



「あちぃなぁ。熱何度あったんだよ。」








ドキドキドキ









私絶対顔真っ赤だ。





熱のせいじゃないよ。










「顔も真っ赤だし。早く見てもらって薬もらおうぜ。」










熱のせいじゃ・・・・ないんだよ?
< 75 / 224 >

この作品をシェア

pagetop