siNger
「・・・・カケルくん?」
「!」
「どうかしたの??」
「・・・いや。」
病院に着いた。
時刻は8時過ぎ。
きっと一番乗りだろうな。
さっきから頭が揺れる。
歩いたからかな。
座ってしまいたい。
―――――――――――ッッ!!!!!
カケルくんの手が私のおでこに触れていた。
「あちぃなぁ。熱何度あったんだよ。」
ドキドキドキ
私絶対顔真っ赤だ。
熱のせいじゃないよ。
「顔も真っ赤だし。早く見てもらって薬もらおうぜ。」
熱のせいじゃ・・・・ないんだよ?