過去の夢と今の約束


そんなことを考えながら歩いていると、後ろから人がついて来ていた。

最初は、ただ方向が一緒なだけだと思っていたが、しばらく歩いてもまだついてくる。

このまま家に帰ったらいけないと思い、家とは反対方向に歩く。

それでもまだついて来ている。

ストーカーだと気付いたとき、全速力で走った。



けれど、男と女じゃ体格も体力も違う。

それに私は、自慢じゃないけど走るのが大の苦手。


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