桃色の初恋〈上〉



『愁?』


愁は私を離した。



「明日、ダブルデートな。am10:00
 来なかったら承知しねーから」



愁は笑って言った。




『う、うん。』





愁はそう言って去って行った。





私は解放感から、その場に崩れた。










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