桃色の初恋〈上〉



私が見たのは信じたくない光景だった。




2人がキスしてた。





私はそのまま2人に気づかれないように
お化け屋敷に戻った。



「紗季。2人遅いな~」

『うん...』



圭太君には言えない。
きっと傷つく。



それからすぐ、2人は帰ってきた。




「ごめ~ん」

「紗季、じゃ行こっか」







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